3万台限定で発売されるシャープ製のドラクエとコラボレーションしたスマートフォン。
ドラクエファンは日本に数百万人いるだろうが、iPhoneや販売実績のあるAndroid機を差し置いてこんなの買う人が3万人もいるのかなと思ってしまった。
そもそもシャープにとってこれを作って売る意味はあるんだろうかとも。
そこでちょっと気になったので2013年夏モデルの販売不振でスマホ徹底が決まった国内メーカー製スマホの販売台数を調べてみた。
すると、6月末の時点でNEC製の販売台数が1万台前後、Panasonic製が約1万5千台だということがわかった。
ちなみにツートップに指定されたSonyとSamsung製のスマホは同時期に合計して123万台売れている。
この数字を見て「なるほど、劣勢の国内メーカーにとっては3万台売ることにも意味があるんだなぁ」と納得がいった。
「だとしてもこんなマニアックな機種を誰が買うんだろう」
そう考えていたら、ふと過去の記憶からある懐かしの商品が思い浮かんだ。
20代以下の人は知らないかも。
スーパーファミコン内蔵テレビ「SF-1」
しかもこれシャープ製だ。
20年以上記憶から消えていたが、中学生の頃にチラシか何かでこれが当たる懸賞を見付けてハガキを送りまくっていたことを思い出した。スーパーファミコンは持っていたにも関わらず無性に欲しかったんだよな。
この商品を思い出してゲーム機がTVから携帯電話に切り替わったんだなぁと改めて実感する。
同時にこれを欲しかった頃の気持ちを思い出すと、ドラクエスマホも売れるんじゃないかと思えてきた。
もし持っている人見掛けたら、けなしたりせず羨ましがらないとな。